たちつてと

大丈夫な日(だいじょうぶなひ)
 生理中なので生で中出ししても大丈夫という意味。江戸時代、妻が生理中の場合、夫は「空奉行(いわゆる素股)」を求めたり、肛門性交を求めることもあった。ちなみに女性がセックスをしたくなるのは1位・人寂しいとき 2位・生理前後。

食べてしまいたい(たべてしまいたい)
 ヒロインのあまりの可愛らしさに男性が発する言葉。女性向け官能小説にしか出ないフレーズ。男性作家は、ヒロインがどれだけ可愛くても「食べたい」とはあまり言わせない。女性作家独自の感性という気がする。

団鬼六(だんおにろく)
 SM小説家。代表作『花と蛇』をはじめ、多くの作品が映像化されている。本格SM小説を思われがちだが、当時の社会倫理から、肝心の濡れ場はかなり抑え目に描かれ、今のポルノ小説に慣れた目で見ると、かなり物足りなさを感じる。

駄目(だめ)
 女性があえぎ声に混ぜてくる言葉。だめ、ダメ、などと平仮名を使う作家もいれば、このように漢字で「駄目」と書く作家もいる。気持ちいい、と言わずに「駄目(NO)」と言うのは日本人女性の特徴。外国人は「来る(COME)」と言う。

乳首(ちくび)
 乳首に色がついているのは、赤ちゃんがママのおっぱいを吸うとき、見つけやすくするため。もしくは吸引力に負けないよう、皮膚をメラニンで補強しているとも。男性が煙草を吸うのは、心に平安を得るため、乳首代わりに吸っているとも言われる。

父娘相姦(ちちこそうかん)
 父と娘がセックスをすること。愛し合っての和姦、第三者による強制どちらもあり。父と義理の娘(連れ子の娘)というパターンも多い。非常に人気のジャンルで、いかに世の父親が歪んだ欲望を娘に抱いているかわかる。大事に育てても他の男に奪われるなら自分が……という気持ちはわからないでもない。

父への嫉妬(ちちへのしっと)
 両親がセックスしているのを覗き見て、息子が父に嫉妬すること。母を自分だけものしたいという独占欲が芽生える。同性同士は、親子であっても常にライバルということに気づかされる。#シチュエーション

調教済み(ちょうきょうずみ)
 一通り調教を終え、従順になった奴隷のこと。ご主人様が前に立てば、自らひざまずき、ズボンとパンツを黙って下ろし、自ら口に咥え、舌を這わせていく。精液はもちろん一滴残らず飲み干し、最後はお掃除フェラ。命じられなくてもできる。

蕾(つぼみ)
 アナルのこと。菊蕾と表現されることも多い。まだ開いていない。すぼまっている感じから連想されるのだろう。コブ〇ロの名曲『蕾』を聴くと、いつもこの単語を思い出し、センチメンタルな気持ちになる。

DMS(でぃーえむえす)
 デジタルメディアステーションの略。ハードコアな無修正のアナルファック動画を中心に配信するレーベル。フルロードとかnight24とか、名称はいろいろ。素人同然の女性に情け容赦のないSMプレイを強いる。

貞操帯(ていそうたい)
 女性の股間に装着する浮気防止用の拘束具。中世ヨーロッパ、十字軍で長期遠征に出かける男たちが、妻が他の男とセックスるのを防ぐために股間に装着させた。鍵がなければ外せないとされたが、錠前屋が合い鍵を作りまくっていた。男性用もある。

手コキ(てこき) 
 男性のペニスを手でしごくこと。手を「筒のような形」にして、男性の陰茎を上下に動かす。男性の性感はペニスに一点集中しており、手コキを嫌がる男性はいない。江戸の性技指南書「おさめかまいじょう」では、男根が張りつめてきたら手首を返して「逆手」に持ち替え、ヘソの方へ向かって擦れ、と記されている。剥けている場合は褒める、剥けていない場合は、皮を剥いてあげながら「ここには垢が溜まりやすいからお風呂でよく洗うのよ」などと、年上女性らしいアドバイスをしてあげるのがお約束である。五本の指でバトンのようにしっかり握り、上下に擦ると喜ばれる。しごくときの擬音は「シュッシュッシュ」が多い。

デスクフェラ(ですくふぇら)
 専務室などにある、執務用の大きなデスクの下でフェラをさせること。たいてい、たいてい仕事などの報告を受けながら、机の下ではペニスに奉仕させる。仕事中のフェラは、サラリーマンの夢かもしれない。小さな机では無理なので、男はたいてい役職が高い。

手マン(てまん)
 指先で女性の膣を愛撫すること。女性の膣はデリケート。AV男優は爪が短く切った上に常に携帯するヤスリで磨く。ナイロンのストッキングに爪を立ててこすり、尖りの”引っかかり”がないかまでチェックする。

電マ(でんま)
 家庭用のマッサージ器を女性がマスターベーションに使用する際の俗称。刺激が強いため、まれに電マのしすぎで恥骨を疲労骨折する人もいる。ネット通販の商品レビュー欄は、「肩のコリがとれました」という感想と「女房も喜んでいます」という怪しげなレビューが入り乱れる。

怒張(どちょう)
 男性器のこと。誰が言い出したか不明。ペニスが怒りで張りつめる様子をもって「怒張」と表現。官能小説ではチンポ、ペニスなどへの検閲を逃れるため、様々な造語が生み出されたが、これは傑作の一つと言えるだろう。ただオチンチンは怒ってるわけではない。興奮しているのである。

同情(どうじょう)
 昔ファンだったバンドのメンバーが落ちぶれて、とか、かつて憧れだった上司が失業し、困窮しているのを見かね、「同情」から関係を結んでしまうこと。女性が自らの意志で手を差し伸べるため、一種の寝取られ(NTR)要素も含む。

特命社員(とくめいしゃいん)
 社長からの密命を帯びて、社内で暗躍する社員のこと。主な仕事は、社内での不倫関係の調査、ハニートラップを使う女産業スパイのあぶり出し、会長の隠し子を探し出す……等々。自らが囮となって、該当者をあぶり出すことも。

奴隷口上(どれいこうじょう)
 調教済みとなった奴隷が自ら述べる口上。「ご主人様、私の身体をたっぷりお使いください」「アソコ、お尻の穴、口……どれもご自由にお楽しみください」など、主人や客に媚びたセリフを言う。土下座や深々と頭を下げて言わされることも多い。主人への完全服従の証し。

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