さしすせそ

先走り液(さきばしりえき)
 カウパー氏腺液のこと。男性が興奮すると、勃起したペニスの先端から漏れ出す透明な粘液。精液に先駆けて出てくる先走り液。女性にとっての愛液と同じで挿入時の潤滑を助ける。「我慢汁」などとも呼ぶ。

皿洗い(さらあらい)
 ファーストレイプの後、夫に言えない苦悩を抱えたまま、人妻が皿を洗うシーンのこと。アタッカーズの凌辱ドラマでは定番。多くは午後のキッチンで、天井のシーリングライトをつけず、窓越しに差し込む薄暗い日の光のもと、心ここにあらずで皿を洗う。セリフがないため、女優の演技力が問われる。

三穴攻め(さんあなぜめ)
 口、マンコ、アナルの三つの穴を攻めること。女一人に男三人の輪姦シチュエーションが多い。似た言葉に「三か所攻め」があるが、こちらはクリトリス、膣、アナルを同時に攻めること。

潮(しお)
 女性のGスポットを優しく揉むように圧迫し続けると、尿意が性的な快感へと変化。前立腺液に近いものが尿道から吹き出る。色はなく無味無臭。潮吹き経験者は女性の2割程度。「たいして気持ちよくない」らしい。

下つき(したつき)
 膣の位置が下、つまりお尻の方にあること。肛門から膣の入り口が約4センチ以上離れていれば上付き、それ以下だと下付き。セックスの相性を決める要因は位置、深さ、角度……いろいろあるが、膣とペニスが凹凸のようにぴたりとハマるかは大事。

しとどに濡れた秘処(しとどにぬれたひしょ)
 しとど=びっしょり濡れた様子。「しっとり」から派生した言葉(諸説あり)。秘処は、秘密の場所という意味。ようは「びっしょり濡れたオマ×コ」なわけだが、身もふたもないし、艶がまったくないので優美に言い換えられてきた。

自分で広げろ(じぶんでひろげろ)
 挿入の前、女性自身にオマ×コを指で広げさせること。自らペニスを欲しがるかのような行為に、女性は恥じらいを覚え、Mっ気を刺激されて興奮してしまう。定番の言葉攻めの一種。

社長の脅迫(しゃちょうのきょうはく)
 俺と付き合わなければクビにするぞ、と脅迫して女性の部下と強引に付き合い始める。完全なパワハラ案件。だが、社長が若いイケメンで、超金持ちの御曹司だったらパワハラはラブハラに変わる。イケメンの御曹司は、結婚しない三十路の女性に「君、レズなのか?」と平気で訊ねたりする。#シチュエーション

熟女好き(じゅくじょずき)
 熟女好きの男性には、きれいな女性よりも大柄な女性が好きな人がいる。子供のときには母が大きく見える。胸や尻の大きい大柄な女性に抱かれることで、縮尺的に子供時代に戻れる。

姉妹調教(しまいちょうきょう)
 姉と妹を調教すること。姉妹をはべらすのは男の夢。多いパターンが、最初に姉を毒牙にかけ、「妹に手を出されたくなかったら言うことをきけ」と脅すこと。当然、姉に知られないように妹を調教している。奴隷になった姉妹を対面させ(涙の対面儀式)、尻を晒し並べて貫き、最後には姉妹で強制レズボスをさせる。#シチュエーション

締め付ける(しめつける)
 挿入されたペニスを膣の内部が締め付けること。女性の膣は性的に興奮すると逆に膨らみ、ペニスは膣の中で宙に浮いた感じになる。またはペニスを奥へ誘い込もうとする。愛あるセックスで女性器は緩む。締め付けがきついのは相手に心を許していないからとも言える。

借金(しゃっきん)
 夫が抱えた借金のこと。帳消しにする代わりに人妻の体を求めてくる。債務整理を提案してくれる弁護士とかは絶対に現れない。また借金のためにセックスに応じたことを夫に言わず、「親戚からお金を借りれたの」などと笑顔でけなげな嘘を言うのもお約束である。#シチュエーション

女性の絶頂(じょせいのぜっちょう)
 女性の絶頂はバリエーションが豊かで、大まかに落下タイプと浮遊タイプに分かれる。他にも溶ける感じだったり、ふくらんでいく感じなどもある。男性の射精のエクスタシーは2秒も持続しないが、女性は2、30秒も続き、性交を繰り返すたびに強くなる。マルチプルオーガズム(連続絶頂)も可能。

焦らす(じらす)
 男性が挿入をあえて「焦らす」こと。南太平洋諸島のポリネシアに伝われる、「世界一スローなセックス」と呼ばれるポリネシアンセックスでは、最初の四日間は愛撫だけで終わる。五日目にようやく挿入するが、挿入後三十分は腰を動かさない。焦らされまくるので、最初の一突きでオーガズムに達する女性もいる。

ずるい
 この言葉が女性の口から発せられるときは「汚い」という意味ではなく、甘えるような意味を持つ。頬を染めながら「いじわるッ」となじるようなイメージ。男女のイチャイチャシーンで使われることが多い。

睡眠薬(すいみんやく)
 紅茶やコーヒーに盛られ、女性を拉致するときなどに使われる。眠ったときにテーブルに突っ伏し、コップやグラスを倒す描写は多い。妻に夫のビールに睡眠薬を盛るよう命じ、夫が眠った後、すぐそばで妻を抱くのはお約束。#シチュエーション

スクール水着(すくーるみずぎ)
 スク水などと表記する。学童用の紺や黒の水着のこと。ロリコン男性に根強い人気。ちなみにスクール水着を着させられるプレイは、女子が「ドン引き」する性行為ベスト5の常連なので、日常ではやらない方が賢明。

性の防波堤(せいのぼうはてい)
 少年が性で「あやまち」をおかさないように、年上の女性(義母や叔母など)が、自らの肉体を使わせることで道を踏み外さないようにすること。息子のため、甥っ子のため……と言いながら、単純に本人がしたい言い訳にすぎないことが多い。#シチュエーション

背中(せなか)
 男性は乳房や女性器をすぐ触りたがるが、より大きなオーガズムに導くためには補助性感帯(首や首筋、背中など)のケアが大事。セックスの前戯で大事なのは耳、首筋、背中へのキス。バックでセックス中、くすぐるように背中を舐めれば効果あり。

性奴隷の涙は酒の肴にぴったりだな(せいどれいのなみだはさけのさかなに…)
 アタッカーズのAV『奈落の性奴隷3 純情OL』より。ラストシーンで徹底調教された女を見て、凌×者が酒を飲みながら豪快に笑い飛ばす。レイプドラマに同情は不要。女は奈落まで落とせという後手縛り監督の哲学が垣間見えるセリフ。

セクハラ部長(せくはらぶちょう)
 アタッカーズの凌辱ドラマで、AV男優の田淵正浩さんが毎回、振られる役割。「今井部長」などの役名で登場するが、たまに「田淵」と普通にAV男優名で出てくるときがあり、役名ぐらい作ってやれよ、と思うことがある。

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