あ
愛液の量(あいえきのりょう)
英国では愛液は「プレンティジュース」と呼ばれる。手の肉付がよく、肌がしっとり吸いつくような手の持ち主は愛液の豊かなタイプ。愛液を多くしたいなら、営みの前にお風呂で体を温めたり、蒸しタオルであそこを拭くと良い。
哀愁の浴室BGM(あいしゅうのよくしつびーじーえむ)
アタッカーズの作品で、凌辱者と女性が関係を深めていくことを表す浴室セックスシーンで、バックに流れるギター調の哀しげなBGM。女の弱さ、はかなさが胸にしみる手助けをする。ドラマAVでのBGMの重要性を思い知らされる。
アクメ(あくめ)
性交時に絶頂すること。オルガスムス。白いイナズマが背筋を駆け抜けた、などの抽象的な心的表現ではなく、シーツを強く掴んだ、とか、背筋を反りかえらせた、とか具体的な「情景」で描くことが大事。
足コキ(あしこき)
女性が足で男性のペニスをしごくこと。ストッキングを穿いてするケースもある。踏みつけるような感じが、Mっ気のある男性に人気がある。
足の匂い(あしのにおい)
匂いが好きな人にはMが多い。足の匂いは一般的にきつい。そんなきつい匂いを嗅がされてしまう自分に喜んでしまう。反対にSな人は女の子の足の匂いを強引に嗅ぎ、「私の足の匂いって臭いよ」と女の子が恥ずかしがる顔を見て楽しむ。
頭をなでる(あたまをなでる)
男性が女性の髪の毛を「よしよし」と褒めるように撫でること。クシャクシャにかき乱すことが多い。女性がこれを許すのは、本当に愛する相手だけ。幼少期、彼女がそれを許したのは父親だけである。
アタッカーズソファ(あたっかーずそふぁ)
アタッカーズのドラマで女優を押し倒してレイプするソファのこと。精液や愛液で汚れてもいいよう、ニトリなどで売っているいちばん安いソファが使われる。合皮で、無難なベージュや淡いオレンジ色が多い。この上であらゆる体位をこなす。
熱い楔(あついくさび)
男性器のたとえ。楔(くさび)とは尖った木片や鉄片のこと。物の継ぎ目などに打ってとめたりするのに使用する。どこで教えてくれるわけでもないに、官能小説家はこういった言葉を子供の頃から読んだ本で自然と覚える。
あてがう(あてがう)
男性器を膣の入口にスタンバイさせること。あとは腰を押し込むだけで、ペニスが膣に埋まる。その寸前の様子。もっとも高揚する瞬間。恋は始まる前がドキドキするのと同じで、セックスは挿入の直前がいちばんワクワクする。
当たる(あたる)
たいていペニスの先端が(子宮に)当たることを意味する。実際に当たったら気持ちいいのかは不明。当たったからどうなんだ、という気はする。男性からすれば子宮に届くほど俺のはデカい=女も感じていると思いたいのだろう。
あなただから(あなただから)
感じて淫らになったとき、私は普段はそんな淫らな女じゃない。「あなたが相手だから」こんなに感じてしまうし、淫らになってしまうの、という言い訳。濡れ場での官能小説での定番セリフの一つ。
あなた、許して…。(あなた、ゆるして…。)
アタッカーズの人気凌辱ドラマシリーズ。最初はレイプで始まった関係だったが、妻が自らの意志で相手の男のもとを訪ねてしまい、不倫が和姦になってしまう。男のもとを訊ねるとき、人妻が内心で(あなた、許して…)とつぶやき、エンドクレジットに移行する。一種の「寝取られ」エンドとも言える。
アナルビーズ(あなるびーず)
大きな真珠のような複数の玉がひと繋がりになった性具。肛門から入れて抜き差しする。玉が通るたびに刺激が生まれる。バイブより細いため、アナルセックス未経験者の肛門拡張や刺激に慣れさせるために使用する。
い
言い訳(いいわけ)
女性は言い訳をする生き物。特に自分が淫らだとは認めたくない。だから、私がこんなにいやらしいのはあなたのせいよ、と男に罪をなすりつける。逆に考えれば、言い訳さえあれば女性はいくらでも淫らになる。
イカせて(いかせて)
女性が自ら絶頂を願う言葉。女性が自らの性的欲求をあからさまにすることほど、男性を喜ばせるものはない。通常イクをカタカナで表現するため、イカはカタカナ、せて、は平仮名というケースが多いが、まれに「イかせて」などと表記する作家もおり、校正者を悩ませる言葉。
イクときはイクと言え(いくときはいくといえ)
絶頂したことを女性自身に自己申告させる。アタッカーズの後手縛り監督作品のお約束プレイ。犯されながら「イキます、またイキます」と必死で訴える女性に悲哀が漂う。耳栓をつけさせ、恋人にこのときの声を聞かせる鬼畜プレイもあった。
一緒にイク(いっしょにいく)
男女がセックスの最中、同時に達すること。女性のエクスタシーは20秒から30秒。しかも性交を繰り返すことによって長く、強くなる。一方、男性の射精にともなうエクスタシーはたった1・7秒。ほとんど一瞬。同時にアクメするには、女性が絶頂を味わっている間、男性が射精できるかどうかにかかる。
イチジク浣腸(いちじくかんちょう)
携帯型の簡易浣腸。SM的なシーンでよく使用される。アナルセックス前に中身を出し、綺麗にしておくのは基本。注射器で浣腸液や牛乳を入れるパターンもある。商標登録されている商品のため、AVや小説の中で名前を出してはいけない。
イラマチオ(いらまちお)
男性の一方的な意志で行われるフェラチオ。頭髪をつかみ、激しく喉奥を突き、女性は苦しみのあまりえづく。女性の口をただの「性器」、もしくは「オナホール」と見なして行う暴力的なフェラ。凌辱モノでの定番のプレイ。
う
ウズウズ(うずうず)
主に女性が「したがっている」ときに使われる擬音。他にも「なにか変なの」「お腹が熱いの」「モヤモヤしてるの」……等、婉曲的に男性と「したい」気持ちを表す。おススメは「もうどうにでもして」でしょうか。
裏筋(うらすじ)
亀頭と竿を結ぶ筋状の部分。特に包皮小帯(亀頭の裏筋)には男性の性感が集中している。ようは男がもっとも感じる場所。ここを舌でチロチロしてあげれば、ほとんどの男は(顔には出さなくても)喜んでいる。
浮気の誤解(うわきのごかい)
妻や彼女が男性と二人きり会っている光景を目撃し、それを浮気だと誤解した男性が嫉妬し、「この女は自分のモノだ」と言わんばかりに、ヒロインをいつもより激しく抱くこと。嫉妬は夫婦生活の良いスパイスだと思って逆に利用しよう。
運転手(うんてんしゅ)
金持ちの家のお抱え運転手。奥さんか令嬢をレ×プする役割を与えられる。たいてい序盤は高慢な女たちにひたすら理不尽な仕打ちを受け、怒りを爆発させるタイミングで襲いかかる(下剋上モノと呼ばれる)。虐げられる底辺層の象徴。
お
大きい(おおきい)
男性器が大きいこと。太い、大きい、は誉め言葉。なぜか「長い」と言うヒロインはいない。長いのは誉め言葉ではないらしい。そういうときは「奥まで届いている」と言い換える。
大きくて太い
男性器を描写するときに使われる言葉。女性向け官能小説で男性のペニスが、小さくて細い、と描写されることはまずないので、やっぱり女性も本音では大きいのが好きみたいです。挿入時の定番の擬音は「めりめり」。
お母さん(おかあさん)
熟女風俗店では、33歳の男性が61歳の女性に求婚することもある。抜かなくていいから抱きしめてほしい、と願う男性も多い。
ちやほやするだけでなく、たまに叱ると男性は感動する。特に会社で部下を叱ってばかりの人にその傾向が強い。お母さんは叱ってくれる存在。
奥の奥(おくのおく)
女性器の膣の奥のこと。官能小説では、男性器が膣のより深くまで届く=二人の結合度が強い。より深く愛し合っている、と解釈されがち。だったら浅瀬までしか届かない短小ペニスだと愛は薄いのか、と言いたくはある。
雄の匂い(おすのにおい)
男性器の亀頭のカリは、女性の膣にある他人の精液を「かき出す」ためにあると言われる。自分の匂いをつけ、俺の女だと「所有権」を主張するのは猫や犬などの動物がマーキングをするのと同じ。
お忍び(おしのび)
皇太子が市民に変装して街中を散策し、そこでヒロインと出会ったりする。逆にじゃじゃ馬令嬢がお忍びで城下町に行くことも。身分や地位を捨てた生身の人間同士での出会いは「愛」が生まれやすい。
襲われる(おそわれる)
ヒロインが嫌いな男に襲われること。たいていオヤジとか、性格の悪い男。ひどいときにはレイプされかかるが、そこに助けに飛び込んでくるのがヒーロー。モテる男とは女の危機を察知し、助けてくれる人間だとわかる。
男のセクシー顔(おとこのせくしーがお)
正常位で合体しているとき、仰向けの女性から見た男性の顔。イケメンはこのときの顔が色っぽくなくてはならない(間抜け顔など言語道断)。濡れた前髪、額の汗、苦しげに寄せた眉根……あたりがポイント。
男の手(おとこのて)
人差し指の長さとペニスの長さは相関関係がある。だから女は本能的に男の「指」を見てしまう。指が長く、きれいな男はモテる。なお、外見だけでペニスの太さを判定する方法は、両手の人差し指と中指、四本の指をそろえた太さがペニスの太さと同じ。
俺のもの(おれのもの)
男性が女性を「俺の女」と言うこと。女は男の所有物じゃない、と反発する声も世の中にはあるが、相手がイケメン、金持ち、愛する相手であれば、女性は基本ウェルカムである。あなたの女になりたい、というのが本音かもしれない。
女嫌いの理由(おんなぎらいのりゆう)
イケメンは昔、女に言い寄られ、ストーカー化された経験がある。つまり過去に痛い目に遭った。以来、女性とは距離を置くようにしている。頑なに閉ざされた男の心を溶かすのがヒロインである。#シチュエーション
お手本(おてほん)
先に経験豊富な女に性技(例えばフェラチオ)をやらせ、次の女に学習させること。母に騎乗位での腰を動かし方をやらせ、娘に真似をさせる、姉に手コキをやらせ、妹が自分でもやってみる――といった使い方をする。
弟嫁(おとよめ)
読みは「おとよめ」。弟の嫁。「兄嫁」はテーマになりやすいが、弟の嫁が寝取られることもある。たいていクズな兄貴が奪う。基本、ダメ男が優秀な兄や弟の嫁を奪う。下剋上の快感がそこにはある。
夫のリストラ(おっとのりすとら)
凌辱ドラマで物語の冒頭で使われやすい設定。何らかの事情で夫が経済に困窮し、妻が働きに出てセクハラレイプされたり、借金を肩代わりする見返りに、貞操を奪われたりする。妻は夫にその事実をひた隠し、けなげに笑顔で振る舞うのもお約束である。#シチュエーション
檻(おり)
女性を監禁する場所。コンクリート打ちっぱなしの殺風景な部屋に作られた鉄の檻。鬼畜系作品でよくタイトルに使われる。服を着せず、全裸で首輪をさせ、這いつくばって食事をさせる。女に自分が家畜だと思わせ、理性と尊厳を奪う。
オーロラプロジェクト(おーろらぷろじぇくと)
AVの美少女専門レーベル。葵刀樹監督セレクトの初期の頃はすばらしかった。ドラマ要素のない美少女の素材で勝負する作品には良作が多い。女優の目利きには優れている印象。凌辱ドラマは総じてクオリティが低い(※個人の見解です)。
女嫌いの御曹司(おんなぎらいのおんぞうし)
若いイケメンの御曹司には昔から金目当ての女たちが群がり、表向きはさわやかなイケメンでも、実は女性を見下し、軽蔑している。そんな偏見と女性嫌悪に満ちた男を、ヒロインの純真な心がほぐし、御曹司は真実の愛に目覚める。#シチュエーション
女になる(女にする)
セックスの喜びを覚えること、またはパートナーによって覚えさせられること。それまでは性の良さを知らないウブな少女で、以後は「女」であるという意味。男の「脱・童貞」みたいな感じか。一応言っておけば、処女でも、セックスの良さを知らなくても、知ってても、みんな女性です。