ストーリーレイプものといえばアタッカーズを見ずして語れません。私は特に後手縛り監督のファンで、後手縛り作品はほぼコンプリートしてます。AVは脚本家や監督で見るべきというのが信念です。ただ数が多すぎるので、良作を厳選してご紹介します。
本作獣たちの性奴●3 沖ひとみ 小橋咲 和希レナは、脚本・後手縛り、監督・川村慎一というアタッカーズの黄金コンビです。つまらないわけがない。ストーリーはこんな感じです。
鮫島組に愛する人を殺された後、暴力団追放キャンペーンに取り組む看護師の菜々子(沖)、高校教師の泉(小橋)、保育士の千佳(和希)の三人。彼女たちの行動に激怒した鮫島組は、彼女たちを拉致し、性奴隷に調教する。
家族を暴力団に殺害された三人の若い女性たちは、暴力団追放キャンペーンに参加していて、境遇が同じということもあり、深い絆で結ばれている。ヤクザはそんな彼女たちを逆恨みし、拉致って輪姦レイプ地獄に堕とす……というお話。

本作の見所は「破壊されていく友情」です。三人の女性たち(看護師、教師、保育士)はとても仲が良く、反社キャンペーンでは結束していました。ですが、拉致された後は常に全裸で過ごし、水や食料などの待遇は、どれだけ「従順か」によってポイントで差をつけられる。
反抗的な態度をとっていると眠ることさえ許されず、何十人もの客をとらされ、ひたすらレイプされる。さあ、そんな環境になるとどうなるか。一人また一人と、ヤクザの言いなりになる「従順な性奴隷」が出てくるのです! いわゆる抜け駆けです。

「どうせここからは逃げられないのだから、素直になった方が得よ」ってわけです。でも、抜け駆けされた女子にすれば(え?みんなで結束してヤクザに立ち向かうんじゃなかったの?)となる。ここの揺れ動く奴隷たちの心理を後手縛り脚本は巧みに描く。

家族を殺され、みんなヤクザを憎んでいたはずなのに、女から積極的にフェラしてたり、男を誘うように尻振りダンスをしたりする。ヤクザからは「従順になってきたな」と褒められ、ポイントをもらってまんざらでもない様子。

するとどうなるのか? 三人の女たちは互いに競うようにヤクザに性奉仕するようになるのです。仲良しだった三人が今やヤクザの従順な穴玩具となり、互いに性技を張り合ってる。一緒に拉致られた互いの彼氏の上にまたがり、見せつけるように腰を振ったりする。

176分の長編ですが、エグい見せ場が途切れなく続き、まったく飽きません。本作は後手縛り脚本の代表作です。アタッカーズ作品が多すぎて何から見たらいいのかわからない、という方、本格陵辱ドラマを見たい方にはぜひオススメします!

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